装置開発

マイクロカンチレバー (Microcantilever)による精密トルク測定

市販の原子間力顕微鏡(AFM)に用いられているマイクロカンチレバーの先端に試料を貼り付け、磁場中で試料に働くトルクをカンチレバーの根元にあるピエゾ抵抗の変化として検出する。50Tまでのパルス強磁場中で1mgの微小試料の測定が可能。




ピエゾローテータ (Piezorotator)

ピエゾ素子を用いた新しい回転機構。サファイア基板に2個のシア(shear)ピエゾ素子を貼り付け、その上にサファイアの回転板をコイルバネで押し付けるだけのシンプルな構造。50mK、30Tの極低温、強磁場中でも動作する。





マイクロファラデー磁力計
(Micro-Farady magnetometer)

市販の血圧計に用いられているSiダイヤフラム型の圧力計を用いたFarady型磁力計。磁場勾配中に置かれた磁性体に働く力をキャパシタンスの変化として検出する。40Tまでのパルス磁場中で約10mgの試料の測定が可能。



トンネルダイオード(TDO)とFMラジオを用いた非接触型抵抗測

トンネルダイオード(TDO)を用いた自己共振回路内のコイルに試料を入れ、その周波数変化測定することで試料の抵抗または侵入長を測定する。FMラジオの復調用ICを用いることでパルス磁場中でも高精度での周波数測定が可能になった。



スウェーデン歯車 (Swedish gear)

狭い空間で高い角度分解能を持つ歯車。物性研究所工作室で製作していただいた。






戻る
戻る